ずばり『よふかしのうた』とは
青春 | |
---|---|
夜の楽しさ | |
早寝早起きしたくなる | |
バトル | |
おすすめ度 |
という漫画です。
超おすすめ!みんな読んで!というテンションで紹介するような漫画ではありません。
バトル漫画の合間にふと読みたくなる漫画です。
マイペースでのんびりしたラブコメ
巨乳清楚ツンデレの3大要素がないヒロインがみたい
友達以上恋人未満な関係は大好物である
この記事には原作の一部が掲載されています。
記事は宣伝効果による著作権者の利益増加とネタバレによる利益減少を考慮して掲載しております。
管理人と制作側がwin-winになればいいなと考えております。
制作側からの指摘があれば画像・記事は削除する前提で引用しています。
『よふかしのうた』ってどんな漫画?
女子がニガテな中学2年生の夜守コウはただ今、なんとなく不登校中。
さらには、夜に眠れない日々が続いている。
そんなある日、コウは初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。
夜風が気持ちよく、どこまでも自由で、昼間とちがう世界。コウは夜に居場所を見つける。
そこに突如、謎の美少女・七草ナズナが現れる───
彼女は、夜の住人・吸血鬼。
コウに、夜の楽しさを教えてくれるナズナ。
「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」
『よふかしのうた』サンデー公式サイト 一部引用
おすすめポイント3つ
王道に逆らう新スタイルのヒロイン
寛容な夜の物語にハマる
物語はついに佳境へ
アニメがすばらしい
一つずつ語っていきます
王道に逆らう新スタイルのヒロイン
『よふかしのうた』のヒロイン・七草ナズナは王道ヒロインの要素を持たない新ヒロインです。
巨乳・清楚・ツンデレの3大要素はありません。
スレンダーなのに肌の露出がおおくて下ネタ好き、中身がおっさんのヒロインです。
下ネタ好きなのに純粋な恋愛にはとても弱いです。
サブヒロインならいそうですが、メインヒロインなのは珍しいですよね。
しかしこの新ヒロインと主人公コウのやりとりにとてもほんわかしてしまいます。
このおっさんヒロインのナズナはきっと読者の記憶に強く残ることでしょう。
寛容な夜の物語にハマる
『よふかしのうた』を読むと夜のおもしろさにハマる
『よふかしのうた』を読めば夜にハマります。
ストーリーの大半が夜の中で描写されます。
夜は人の気配がなく開放的で自由です。出会う人がみんな寛容で多様性を肯定してくれます。
管理人のありあけも人口40万規模の地方都市に数年間すんだことがあります。真夜中はタイミングがよければ車が通らない時間があります。
あまりの開放感に自転車で車道のど真ん中を爆走しことがあります(よくないことなのですが)。
『よふかしのうた』では昼は冗談が通じない担任の先生でも、夜は公園で冗談交じりに本音をさらけ出してくれます。
一番好きな回はメイド喫茶の盗撮騒ぎの回です。
一番好きな回は『よふかしのうた』のメイド喫茶の盗撮騒ぎの回です。
メイド喫茶でおきた盗撮の犯人は、承認欲求をみたすための自作自演でした。
犯人は、盗撮騒ぎでまだ人気があると思いたい、元人気No.2メイドのアリサでした。
そんなアリサに「病気でいいんだよ」となんでもないことのように言う吸血鬼のコハコベが印象的です。
周りに理解できない趣味もこだわりも受け入れてくれる世界がある。
多少の承認欲求くらいなら問題ナシ!という雰囲気がいいですよね。
この話は夜に限らない話なのですが、この漫画の良さが詰まった漫画だと思っています。
物語はついに佳境へ
単行本も18巻、物語はついに佳境に向かい始めます。
単行本10巻前後から探偵編が終わり、14巻前後から昼の生活が楽しくなってきて、修学旅行を目処に学校にも復帰しました。
昼の生活に疲れて夜に惹かれたコウですが、昼の生活が充実しはじめたらどうなるのでしょう。
単行本の最新刊である18巻ではナズナがコウに惚れていることを自覚します。
しかし「吸血鬼は好きになった人間の血を吸うと人間に戻ってしまう」という事実が判明しました。
これにより「コウが吸血鬼を目指す」という物語の根幹が揺さぶられるようになります。
Twitterをみるに完結も間近のこの漫画、これからどうなるのか楽しみです。
アニメがすばらしい
原作もいいですが、アニメ版『よふかしのうた』も最高です。
音楽はオープニングもエンディングも最高です。
原作の落ち着いた夜の楽しい雰囲気がでています。
でももっともすばらしいのは夜の色ですね。
黄色や青や紫色で夜を表現するのが素晴らしいです。
声優もキャラの雰囲気が出ているので、アニメ化が大成功している作品の一つです。
まとめ
王道に逆らう新スタイルのヒロイン
寛容な夜の物語にハマる
物語はついに佳境へ
アニメがすばらしい
昼の生活がいやになったら夜の世界に逃げてみる、という大人になるとさらにグッとくる作品です。
これからも何回も読み直す名作です。
今日はこの辺で、またね。