どうもありあけです。
今日は2021年ヒット間違いなしのおすすめ漫画『魔女と野獣』(作者:佐竹幸典先生)を紹介します。
『魔女と野獣』は「ヤングマガジンサード」(講談社)2016年12号から2021年5号まで掲載された後、同社の月刊誌『月刊ヤングマガジン』にて連載中です。
単行本は第8巻まででており発行部数はシリーズ累計50万部前後ということらしいですが、順調に重版されているようなのでまだまだ伸びることでしょう!
クラシックかつ大迫力の魔導ファンタジーが読みたい
玄人向けファンタジーが読みたい
クオリティが高いなら連載がゆっくりでも大丈夫!
『月刊ヤングマガジン』での連載が1ヶ月1話になるため単行本1巻ごとに半年くらい間があります。
毎週連載ではなくなかなか焦らされますが漫画としてのクオリティが高いので首をながーくして待っています。
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あらすじ
舞台は“魔女”が人々の崇拝を集める街――。
そこに現れたのは、棺桶を背負う男と、獣の目をした少女。彼等の求める獲物は“魔女”、そのただ一つ。
悪しき“魔女”と飢えた“野獣”が出会う時、華麗にして苛烈な戦いの幕が開く!
新進気鋭の才能が描く、未踏のピカレスク・ファンタジー!!
魔女と野獣-ヤングマガジン公式サイト(https://magazine.yanmaga.jp/c/majyotoyajyu/)より引用
見た目は美少女でも性格は粗暴なギド。自身にかけられた魔女の呪いを解くためアシャフとともに呪いの元凶となった魔女を探している、という設定です。
異世界ものや多要素を取り込んでいく漫画が多い中で、渋めな本格魔導ファンタジーです。
『魔女と野獣』のおすすめポイント
『魔女と野獣』のおすすめポイントをまとめてみました。
リアルでクラシックな渋めの画風
物語を深める細かい設定
散りばめられた謎
これから一つ一つ解説していきます。
①リアルでクラシックな渋めの画風
『魔女と野獣』はリアルでクラシックな画風と超絶画力が特徴です。
まず単行本第1巻の表紙がいいですね!
本屋で表紙を見て手に取ったという人も多いみたいです。確かに第一巻の表紙は絵の綺麗さと渋くてダークな雰囲気があり惹かれてしまうとおもいます。
かくいう僕もApple Booksの無料ダウンロードで第一巻を見て読み始め結果的に全巻購入してしまいました!
もちろん表紙だけでなく中身の作画も素晴らしいです!
現在単行本は7巻まで発売されていますが、第一話と最新話を比べても作画に大きな変化はなく、元々完成度の高い作画だと感じます。
リアルでおちついた画風にも関わらず第1話・第2話からバトルシーンが大迫力で描かれており本格魔導ファンタジーが楽しめます。
ファンタジー漫画であるにもかかわらずアニメちっくではないリアルな作画は新鮮です。
②物語を深める細かい設定
『魔女と野獣』は作画だけでなく魔法や世界観の設定も細かく漫画玄人も楽しめる漫画です。
1級魔術師アシャフが所属する魔術関連解決組織の・・・や魔女狩り専門・・・と無差別魔女狩り部隊・・・などの組織があります。
また単行本第4巻で明らかになりますが、世界には階層があり、限られた場所から別階層の世界にいくことができます。
世界ごとに異なる特色があり、魔術が普及していない代わりに強靭な身体機能を持つヴァンパイアが存在する世界などがあります。
『魔女と野獣』はアシャフとギドが魔術絡みの任務をこなしていくのですが、数話で1つの任務をこなしながら世界観がすごしずつ明らかになる流れは個人的に大好きです。
キャラクター自体の掘り下げも細かく、クールで紳士なアシャフと猪突猛進で粗暴なギドをはじめ、少年漫画のようにコテコテのキャラクターがいないからか会話シーンも面白いです。
人物の特徴や話のテンポで臨場感を出しているのでしょうか。
たまにギドの猪突猛進ぶりがすごいのにもかかわらず平然としているアシャフのコミュニケーション能力が高いのでしょう!
③散りばめられた謎
『魔女と野獣』は伏線や登場人物の経歴、その他の謎が多く散りばめられています。
第一話からコンビを組んでいるギドとアシャフの出会いや、ギドに呪いをかけた魔女がとんでもない相手だということが明らかになっていきます。
しかし、未だにアシャフがギドを「命より大切な存在」といった意味深なセリフの意味やギドは一体何者なのか、まだまだ謎が多いです。
登場人物の過去や背景設定も細かく、物語が進行するのをきっかけに登場人物の過去を遡ったりします。未だに主人公2人の過去のすべては明らかになっていません。
まだまだ連載が続くでしょうし画もストーリーも奥行きのある漫画で期待しまくっています!
任務で知り合った人物が後々に2人と関係してくる、という胸熱展開もぜひ期待しています。
まとめ
リアルでクラシックな渋めの画風
物語を深める細かい設定
散りばめられた謎
今年は人気が出てアニメ化までいってほしいです!あとは知名度だけです!
今日はこの辺で、またね。